時間の無い中での準備となり、サービスが行き届かない場面もあったかもしれません、それでも準備を手伝ってくれた仲間、関係者の皆様、そして何よりご来店いただいた皆様のおかげで予想以上のイベントとなりました。

お召し上がりいただいたお客様からも、

「また食べたい!」「楽しいイベントでした!」

「なんなん亭大好きだからまたやってね!」

と好評のお声も沢山いただきまして感謝の想いでいっぱいです。

また、このようなイベントを開催できるようにしてまいりますので、
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

とみ金豚誕生秘話

大切な芋たちを食い荒らす悪者、イノシシたちが収穫後の畑に残るクズイモの味を覚え、畑を酷く荒らすようになりました。
今シーズンは、被害が一番大きい年になってしまいました。
クズイモだけなら良かったのですが、収穫前の美味しいであろう芋を掘り起こし、美味しいところだけを次々と食べ荒らす被害にあいました。

「これは、たまったものじゃない!!」

自然豊かな「富津地区」。自然に、生かされていることは十分承知してるつもりです。
しかし、丹精込め「俺たちが育てたとみつ金時」が荒らされることは許せなかった。簡単な柵では壊されてしまう
電気柵も考えたのですが、この広大な畑を囲う事はコスト面で到底かなわない。何か、何か藁にも縋る思いでした。

そこに、朗報が!!

他県で、放牧豚で獣害対策に効果を上げていると!
でも、俺たちが豚を飼育できるのか?芋たちを育てるのは自信がある。しかし、養豚は…頭の中をぐるぐると豚たちが駆け巡りました。仲間たちと膝を突き合わせての話し合い。色々と検討する中で、少しの可能性を信じて、獣害対策が出来れは、そして、芋を食べる黒豚に負けない美味しい豚肉の生産の両立をするために、「とみつ金時保護養豚プロジェクト」を立ち上げ、子豚の飼育を仲間たちで始めました。

豚舎でゲージの中で飼育するのではなく、自然豊かな富津地区の畑の中で放牧し、とみつ金時と遺伝子組み換えでない配合飼料を与え元気に育ちました。

今回の豚肉とみつ金時豚は飼糧50%、とみつ金時50%の分量での飼育したものです。
今後は、より環境に適した種豚を選定し、配合飼料を国産や県産のものに置き換え、可能ならば富津の地の利を生かし餌にもこだわり、富津だからできるバランスの取れたさらに美味しくいものになるようにトライしていきたいと思います。
今回、私たちが試食した際には、エサのとみつ金時のおかげか、非常においしく仕上ったように思います。

今後とも「なん・なん亭」そして「とみ金豚」をよろしくお願いします!